約9分公開準備

ホームページ公開前チェックリスト15項目|公開ボタンを押す前に確かめること

ホームページの公開前に確認したい15項目を、必須・推奨・任意の優先度別にまとめました。まずは基本情報、問い合わせの受信、リンク、スマホ表示、写真、料金、httpsの7項目から確かめます。印刷して使える一覧表付きです。

執筆: おもてらいと編集部(ホームページ運用チーム)

「テンプレートに情報を入れて、もう公開できそう。でも、本当にこれで大丈夫?」

ホームページは、公開した瞬間からお店や会社の「24時間営業の窓口」になります。連絡先の書き間違いや、届かない問い合わせフォームは、営業時間外にお客様が見に来たときに、そのまま取りこぼしになります。

完璧を目指す必要はありません。ただ、公開ボタンを押す前に確かめておきたいことはあります。この記事では、小さな会社・お店が公開前に確認したい15項目を、優先度別にまとめました。

先に、要点をまとめます。

  • 公開前に必ず確認したいのは、基本情報、問い合わせの受信、リンク、スマホ表示、写真、料金、https の7項目です
  • タイトル・説明文、よくある質問、ファビコン、SNS共有時の画像などの5項目は、公開前にやっておくと手直しが減ります
  • Search Console、Googleビジネスプロフィール、SNSとの連携の3項目は、公開後に順番に整えれば足ります

公開前チェック15項目を優先度別に3分岐する決定木の図解。「公開ボタンを押す前に」という起点から、必須7項目(基本情報・フォーム・リンク・スマホ対応・写真・料金・SSL)、推奨5項目(タイトル・FAQ・次のアクション・ファビコン・OGP)、任意3項目(Search Console・Googleビジネスプロフィール・SNS連携)の3つの箱に枝分かれしている。

公開前チェックは、どこから確かめればいい?

お客様が連絡できるかどうかに関わる項目から確かめます。基本情報と問い合わせの受信が最優先です。 見た目の細かな調整は公開後にも直せますが、電話番号の誤りや届かないフォームは、気づくまでの間ずっとお客様を取りこぼします。

確かめるときは、作った本人のパソコンだけでなく、自分のスマートフォンで、お客様と同じように公開予定のページを開いて操作します。家族や従業員に1人、初めて見る人として触ってもらうと、作った本人が見落としやすい点に気づけます。

公開前に必ず確認したいのはどの7項目?

基本情報、問い合わせの受信、主要ページのリンク、スマホ表示、写真、料金の記載、https の7項目です。 どれも、お客様が連絡したり判断したりする前提になる情報です。

1. 会社・お店の基本情報がすべて埋まっているか

会社名、住所、電話番号、営業時間、定休日、メールアドレス。1つでも抜けていると、お客様は「ちゃんとした事業者なのか」を判断できません。電話番号は、実際にその番号へかけてつながるかまで確かめます。Googleマップや名刺に載せている情報と、営業時間・定休日がずれていないかもあわせて見ます。

2. 問い合わせフォームが正常に動くか

フォームから自分でテスト送信して、受け取れるかを必ず確認します。設定ミスに気づかないまま、問い合わせが届いていなかったという事態は、テスト送信1回で防げます。

確認のポイント:

  • 自分宛にテスト送信して、受信の通知が届く
  • 必須項目を空のまま送ろうとすると、入力を促す表示が出る
  • 送信後の画面で、送れたことが分かる

おもてらいとの問い合わせフォームは、届いた内容が管理画面に保存され、事業者側に通知メールが届く仕組みです。お客様への自動返信メールを送る機能はないため、テスト送信では管理画面と通知メールの両方に届くかを確かめます。

フォームの心理的なハードルを下げたい場合は、AIチャットを置くと問い合わせは増えるのかも参考になります。フォームとAIチャットを併用すると、「送信するほどではないけど聞きたい」というお客様にも答える場所ができます。また、フォームが動くことを確認したら、次は返信の段取りです。問い合わせへの返信が遅いと機会損失に?で、受付の連絡と返信の目安の整え方を解説しています。

3. 主要ページのリンクがすべて開けるか

トップページ、サービス紹介、料金、会社概要、お問い合わせ。これらのページが、メニューやボタンから1クリックで開けることを確認します。開けないリンクがあると、お客様はそこで探すのをやめてしまいます。

4. スマートフォンで表示が崩れていないか

お客様がスマートフォンで見ることを前提に、自分のスマホで実際にサイトを開いて、以下を確認してください。

  • 文字が読めない大きさになっていない
  • 写真が見切れていない
  • ボタンが指で押しやすいサイズ
  • 横スクロールが発生していない

おもてらいとのテンプレートはすべてスマホ表示に対応していますが、入力した文章の長さや写真の比率によっては、想定と違う見え方になることがあります。

5. 写真が暗すぎ・粗すぎになっていないか

写真は、訪問者が「お店の雰囲気」を最初に感じる情報です。以下のような写真は避けてください。

  • 暗くて何が写っているかわかりにくい
  • ピントが合っていない、または手ブレしている
  • 解像度が低くてぼやけている
  • 関係のない素材写真ばかり

スマホで撮った写真でも、明るい時間帯に、ピントを合わせて撮れば使えます。「実際に会う前の第一印象」だと考えて選びましょう。

6. 料金が記載されているか

「料金はお問い合わせください」だけでは、お客様は依頼するかどうかを決められず、問い合わせる前に比べるのをやめてしまうことがあります。完璧な金額表でなくても、「○○円〜」「税込○○円から」のような目安と、金額が変わる条件を書いておきます。

7. https が有効になっているか

URLが http:// ではなく https:// で始まっているかを確認します。https でないサイトは、Chrome などのブラウザのアドレスバーに「保護されていない通信」と表示され、お客様が入力をためらう原因になります。

おもてらいとで作成したサイトは標準で https が有効ですが、独自ドメインを設定した直後は反映に時間がかかる場合があるので、公開前に必ず確認してください。

公開前にやっておくと手直しが減るのはどの5項目?

ページのタイトルと説明文、よくある質問、問い合わせ以外の連絡手段、ファビコン、SNS共有時の画像の5項目です。 公開後に直すこともできますが、検索結果やSNSで最初に表示される内容に関わるため、公開前に整えておくと後の手間が減ります。

8. ページのタイトル・説明文(メタディスクリプション)が固有のものになっているか

検索結果で表示されるタイトルと説明文は、そのページの内容が分かる言葉にします。「○○株式会社」だけのタイトルでは、何のお店か、どこにあるのかが検索結果から伝わりません。「店名+業種+地域」のように、探している人が使う言葉を入れておきます。おもてらいとでは、マイページの「Googleに載せる」画面で、ページタイトルとメタディスクリプションを入力できます。

9. よくある質問(FAQ)があるか

電話や店頭で実際によく聞かれる質問から、3〜5問を目安に載せます。駐車場の有無、予約の要否、支払い方法、キャンセルの扱いなど、お客様が問い合わせる前に知りたいことに先に答えておくと、問い合わせの往復が減ります。質問の数を増やすことより、実際に聞かれた質問に正確に答えることを優先します。

10. お問い合わせ以外の「次のアクション」が用意されているか

問い合わせはまだハードルが高いお客様向けに、「LINEで相談」「電話で予約」「Googleマップで道順を見る」など、フォーム以外の連絡手段や次の行動を用意します。受け付けている方法と受付時間をそろえて書いておきます。

11. ファビコン(タブのアイコン)が設定されているか

ブラウザのタブに表示される小さなアイコンです。設定していないと、ほかのタブに紛れてどのサイトか分かりにくくなります。ロゴや会社のシンボルマークを設定しておきましょう。

12. OGP(SNS共有時の画像)が設定されているか

XやFacebook、LINEでURLが共有されたときに表示される画像です。設定していないと、何のサイトか伝わりにくい表示になります。テンプレートのデフォルト設定をそのまま使うのではなく、自社の写真やロゴに変更しておきましょう。おもてらいとでは、同じ「Googleに載せる」画面でOGP画像を登録できます。

公開後に整えればよいのはどの3項目?

Search Console などの計測、Googleビジネスプロフィール、SNSとの連携の3項目です。 どれも公開したURLがあってから設定するもので、公開を止めてまで先に済ませる必要はありません。

13. Google Search Console と Google Analytics の登録

Search Console では、検索結果にどんな言葉で表示されたかや、ページが検索の対象になっているかを確かめられます。Google Analytics では、訪問者の数や見られたページが分かります。どちらも無料です。おもてらいとでは、「Googleに載せる」画面に Search Console の確認コードと Google Analytics 4 の測定IDを入力する欄があります(測定IDの入力はStandardプラン以上)。

14. Google ビジネスプロフィール(旧 Google マイビジネス)の整備

地域のお客様を相手にする事業者なら、ホームページと並んで整えておきたい項目です。会社名、住所、営業時間、写真を登録し、ウェブサイトの欄に公開したホームページのURLを設定すると、地図からホームページへ進んでもらえます。ホームページとの役割の違いや連携方法は、Googleビジネスプロフィールとホームページ、両方必要?で詳しく解説しています。

15. SNS との連携

InstagramやXのアカウントがある場合は、ホームページとリンクし合うようにします。SNSで日々の様子を見た人が、料金や予約方法をホームページで確かめられる流れを作っておきます。

チェックリストまとめ(印刷推奨)

#項目優先度
1会社・お店の基本情報がすべて埋まっている必須
2問い合わせフォームのテスト送信ができている必須
3主要ページのリンクがすべて開ける必須
4スマートフォンで表示が崩れていない必須
5写真の明るさ・解像度が十分必須
6料金が記載されている(目安でもOK)必須
7https が有効必須
8ページごとに固有のタイトル・説明文推奨
9実際によく聞かれる質問への答えがある推奨
10「次のアクション」の選択肢がある推奨
11ファビコンが設定されている推奨
12OGP画像が設定されている推奨
13Search Console / Analytics 登録任意
14Googleビジネスプロフィール整備任意
15SNS連携任意

このチェックリストは印刷して、公開作業のときに手元に置いておくと便利です。

よくある質問

Q. 公開前にチェックを忘れていた項目があった場合、どうすればいいですか?

公開後でも、すべて修正できます。気づいた時点で直してください。必須の7項目がそろっていれば、残りは公開してから少しずつ整えても、お客様が連絡できなくなることはありません。

Q. 写真をプロに撮ってもらった方がいいですか?

予算が許せば選択肢になりますが、最初はスマホ撮影で構いません。明るい時間帯に、片付けた状態の店内・オフィスを、複数の角度から撮っておけば使える写真がそろいます。

Q. 公開後、どのくらいでGoogle検索に表示されますか?

決まった日数はありません。Googleは、クロールには数日から数週間かかることがあると案内しています。Search Console のURL検査からクロールをリクエストできますが、同じURLに何度もリクエストしても早くはならないとされています。

Q. おもてらいとで公開するとき、どんな確認がありますか?

公開の操作では、利用規約・プライバシーポリシー・特定商取引法に基づく表記が事業の実態に合っているかなどを確かめるチェック項目が表示され、そのあとAI審査が行われます。AI審査は掲載内容の表現などを確認するもので、問い合わせの受信や写真の明るさ、料金の書き方といったこの記事の項目を代わりに確かめるものではありません。

まとめ:公開ボタンを押す前に、深呼吸を1回

ホームページの公開は、お店のオープンと同じです。完璧でなくても構いませんが、お客様にとっての「最低限」だけは満たしておきましょう。

15項目のうち、まずは必須の7項目を確かめてください。推奨と任意の項目は、公開後に少しずつ整えていけば大丈夫です。なお、これからホームページを作る手段を検討している段階の方は、ホームページの作り方|自分で作る・業者に頼む・SaaSを使う3つの選択肢もあわせて参考にしてください。

おもてらいとで公開する場合の操作の流れは、ホームページを公開する手順で、実際の画面に沿って案内しています。

確認した一次資料(2026年10月9日)

運営・編集

おもてらいと編集部 - ホームページ運用チーム。法人・事業所のホームページ運用、AIO、問い合わせ導線づくりを実務目線で発信しています。

コラム一覧へ戻る

Related

関連記事

問い合わせ導線

問い合わせへの返信メール例文|料金・予約・見積もり・お断りの場面別テンプレート

結論、問い合わせへの返信は「件名・宛名とお礼・答え・次にしてほしいこと・署名」の5つで組み立て、場面ごとに書き換えるのは答えと次の一手の2か所だけです。料金・予約・見積もり・お断り・返信の遅れ・お礼の6場面の例文と、送る前の確認項目をまとめました。

読む
作成前の判断

ホームページのサブスク(月額制)は損?契約前に確かめる6項目とリース契約との違い

結論、月額制が損かどうかは月額の安さではなく、払い続ける総額とやめるときの条件で決まります。最低契約期間・解約金・ドメインの名義・持ち出せるもの・月額に含まれる作業・料金変更の条件の6項目と、リース契約やクーリング・オフの注意点を整理しました。

読む
業種別

ハウスクリーニングにホームページは必要?ポータルサイトとの役割分担と、料金・資格の書き方

結論、ポータルサイトで依頼が入っていても、追加料金の条件・作業範囲・対応エリアを自社の言葉で説明できる場所としてホームページは役に立ちます。ポータルサイトとの使い分け、最低限そろえるページ、料金表の書き方、資格の名称や不用品回収など表示で気をつける点を整理しました。

読む