はじめてのホームページ第2回3

SNSがあればホームページは不要?役割の違いと使い分けの考え方

InstagramやX(旧Twitter)を頑張っているから、ホームページはいらないのでは——そう考える方は多くいらっしゃいます。結論は「役割が違うので、置き換えにはならない」。SNSとホームページそれぞれの得意・不得意と、小さなお店での現実的な使い分けを解説します。

執筆: おもてらいと編集部ホームページ運用チーム

「InstagramもXもやっているし、ホームページはいらないのでは?」——お店を経営する方からよくいただく質問です。

結論から言うと、SNSとホームページは役割が違うため、どちらかがあればもう片方は不要、という関係ではありません。このガイドでは両者の違いを整理し、小さなお店での現実的な使い分けをご紹介します。

先に、要点をまとめます。

  • SNSは「知ってもらう」のが得意、ホームページは「確かめてもらう」のが得意
  • SNSの投稿は流れていくが、ホームページの情報は蓄積される
  • SNSは運営会社次第で使えなくなるリスクがあり、自分で管理できる本拠地が別に必要

SNSとホームページは何が違うのですか?

いちばんの違いは、情報が「流れる」か「蓄積される」かです。

SNSの投稿はタイムラインを流れていき、数日経つとほとんど見られなくなります。一方ホームページは、営業時間・料金・アクセスといった変わらない情報を、いつ訪れても同じ場所で確認できます。

観点SNSホームページ
得意なこと新規のお客さまに知ってもらう情報を確かめてもらう
情報の性質流れていく(フロー型)蓄積される(ストック型)
検索との相性検索結果には出にくい検索やAIの回答の元情報になる
管理の主体運営会社(規約・仕様に従う)自分(内容も見た目も自由)

なぜSNSだけだと取りこぼしが起きるのですか?

SNSで興味を持ったお客さまが、次に取る行動を想像してみてください。「このお店よさそう。営業時間は?場所は?予約はできる?」と、確かな情報を探し始めます。

このときプロフィール欄に公式ホームページへのリンクがあれば、お客さまはそのまま情報を確かめて来店に進めます。逆に情報の受け皿がないと、過去の投稿をさかのぼって探すことになり、途中で離脱してしまう方が出てきます。

「SNSで知ってもらい、ホームページで確かめてもらう」——この2段構えが、小さなお店にとっていちばん取りこぼしの少ない形です。

SNSが使えなくなるリスクとは?

もうひとつ見落とされがちなのが、SNSは「借りている場所」だという点です。

SNSは運営会社のサービスなので、規約変更や仕様変更、まれにアカウントの凍結など、お店側ではコントロールできない事情で使えなくなることがあります。フォロワーとのつながりも、そのSNSの中だけのものです。

ホームページは自分で管理する「持ち家」にあたります。SNSがどう変わっても影響を受けない本拠地を持っておくことは、事業の安定という意味でも価値があります。

小さなお店の現実的な使い分けは?

私たちがおすすめしているのは、次のようなシンプルな役割分担です。

ホームページ:正確な情報の本拠地

営業時間・場所・メニュー・料金・お店の紹介など、変わらない大事な情報を置きます。作り込みすぎる必要はありません。必要なページの考え方は小さなお店のホームページに必要なページは?最小構成の考え方をご覧ください。

SNS:日々の発信で入り口を増やす

新商品、日々の様子、キャンペーンなど、鮮度が大事な情報はSNSで発信します。そしてプロフィール欄には必ずホームページへのリンクを置きます。

地図検索:Googleビジネスプロフィールも忘れずに

「近くの美容室」のような地図検索への対策としては、Googleビジネスプロフィールとホームページの連携も効果的です。詳しくはコラムGoogleビジネスプロフィールとホームページの連携で解説しています。

まとめ:SNSとホームページは「両輪」

SNSとホームページは競合ではなく、役割の違う両輪です。SNSを頑張っている方ほど、その努力を来店につなげる受け皿としてのホームページを持つ価値があります。

「作るのが大変そう」という方もご安心ください。おもてらいとなら、テンプレートを選んで基本情報を入力するだけで、SNSのリンク先にできるホームページが最短5分で用意できます。まずは無料で、本拠地づくりから始めてみてください。

運営・編集

おもてらいと編集部 - ホームページ運用チーム。法人・事業所のホームページ運用、AIO、問い合わせ導線づくりを実務目線で発信しています。

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