「ホームページを開設しました」のお知らせ、何を書く?そのまま使える挨拶文例とコツ
ホームページが公開できたものの、お知らせ欄に何を書けばいいかで手が止まる——結論、「公開した事実」「サイトの簡単な紹介」「今後の方針」の3点を3〜5行でまとめれば十分です。そのまま使える基本テンプレートと、美容室・飲食店・士業・教室の業種別追加例、公開直後に済ませておきたいチェック項目を整理します。
執筆: おもてらいと編集部(ホームページ運用チーム)
「ホームページができたら、まず何を書けばいいんでしょうか」——おもてらいとで新しくホームページを公開された事業者の方から、開設直後に一番よく聞かれる質問です。せっかく公開できたのに、トップページの「お知らせ」欄が空欄のままだと、なんとなく落ち着きません。かといって、かしこまった挨拶状のような堅い文章を書く必要があるのかもわからず、結局そのまま数日が過ぎてしまう——という声もよく聞きます。
結論からお伝えすると、開設のお知らせは、かしこまった挨拶状である必要はありません。「いつ・何を公開したか」「今後どうしていくか」の2点が伝われば十分で、実際には3〜5行程度で成立します。本記事では、そのまま使える開設挨拶文のテンプレートと、業種別のひとこと追加例、公開直後に一緒に済ませておきたいチェック項目を、専門用語をできるだけ使わずに整理します。
先に、要点をまとめます。
- 開設のお知らせは「公開した事実」「今後の方針」「連絡先への案内」の3点で組み立てれば十分。長い挨拶文は不要
- 業種によって足すべき一言は変わるが、基本の骨格は共通
- 開設のお知らせと同時に、SNS・Googleビジネスプロフィールへの告知もセットで済ませておくと、公開直後の集客ロスを防げる
なお、開設のお知らせは「1本書いて終わり」になってしまうケースが実際にとても多く見られます。この落とし穴と回避策については、後半で詳しく説明します。
「ホームページを開設しました」、何を書けばいい?
「いつ公開したか」「どんなサイトか」「今後どうしていくか」の3点を、3〜5行でまとめれば十分です。長い前置きや謝辞は必要ありません。
開設のお知らせと聞くと、会社の正式な挨拶状のような文面を思い浮かべる方が多いのですが、ホームページの「お知らせ」欄に載せる文章はもっとシンプルで構いません。書くべき内容を整理すると、次の3つに集約されます。
- 公開した事実:いつ、何を公開したか(例:「本日、当店のホームページを公開いたしました」)
- サイトの簡単な紹介:どんな情報が載っているか(例:「メニューや料金、アクセスなどをご案内しています」)
- 今後の方針・連絡先:今後どう更新していくか、問い合わせ先はどこか(例:「今後もお知らせやメニュー情報を随時更新してまいります」)
この3点さえ入っていれば、形式的な時候の挨拶や、かしこまった前置きは不要です。むしろ、中小事業者・個人店のホームページでは、簡潔で親しみやすい文章の方が、訪れた人にとって読みやすく好印象につながります。
そのまま使える基本テンプレート
まずは、業種を問わず使える基本形です。お知らせ欄にそのまま貼り付けられる分量にしています。
ホームページを公開しました
このたび、当店のホームページを公開いたしました。 メニュー・料金・アクセス方法などをご案内しております。
今後は、営業時間の変更や新しいお知らせなどを、こちらのページで随時更新してまいります。 ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
この基本形のポイントは、「公開した事実」から書き始め、「今後の運用方針」で締めていることです。開設のお知らせは、そのお店にとって最初の投稿になることが多いため、「これからも更新していきますよ」という一言を入れておくと、次の投稿へのハードルも自然と下がります。お知らせ欄の運用そのものについてはホームページの「お知らせ」欄、何を書けばいい?で詳しく解説しているので、開設報告の次に何を書くか迷ったときはあわせてご覧ください。
業種別のひとこと追加例
基本の骨格は共通ですが、業種によって「読んだ人が知りたいこと」は変わります。ここでは4つの業種を例に、基本形に足すとよい一言を紹介します。
美容室・サロン:予約導線への案内を添える
美容室やサロンでは、開設報告を見た人がそのまま予約を検討することが多いため、予約方法への案内を添えると親切です。
このたび、当店のホームページを公開いたしました。 メニューや料金、スタイル写真をご覧いただけます。
ご予約は、ページ内の「ご予約はこちら」ボタンから承っております。 初めての方も、お気軽にご利用ください。
「見て終わり」にせず、次の行動(予約)まで一言で案内しておくことで、開設直後のアクセスを予約に結びつけやすくなります。
飲食店:営業時間・定休日の案内を添える
飲食店の場合、開設報告と同時に「営業時間や定休日を確認したい」というニーズが強く発生します。
このたび、当店のホームページを公開いたしました。 メニューや営業時間、アクセス方法をご案内しております。
現在の営業時間は◯時〜◯時、定休日は◯曜日です。 ご来店の際は、最新の営業時間をこちらでご確認ください。
「最新の情報はここで確認できる」という案内は、飲食店にとって開設報告のなかでも特に重要な一言です。
士業・専門家:対応分野と相談方法を添える
税理士・行政書士・社労士などの士業では、開設報告を見た人が「自分の相談はここで受けてもらえるのか」を判断できるようにしておく必要があります。
このたび、事務所のホームページを公開いたしました。 対応業務や事務所案内、アクセス方法をご覧いただけます。
初回のご相談方法については、お問い合わせページにてご案内しております。 どうぞお気軽にご連絡ください。
対応分野を明記しないまま公開報告だけをすると、「自分の悩みが対応範囲内かわからない」という理由で問い合わせをためらわれてしまうことがあります。
教室・スクール:体験・見学の案内を添える
教室やスクールの場合、開設報告のタイミングで体験レッスンや見学の案内を添えると、初回の問い合わせにつながりやすくなります。
このたび、教室のホームページを公開いたしました。 レッスン内容や講師紹介、料金体系をご案内しております。
体験レッスン・見学のお申し込みも、こちらのページから承っております。 ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
開設のお知らせだけで満足してしまうと、何が起きる?
もっとも多い失敗は「開設報告の1本だけで、その後の更新が止まる」ことです。せっかく公開したホームページが、数か月後には「動いていないサイト」に見えてしまいます。
これは冒頭で予告した落とし穴です。開設報告を書き終えた時点で「ホームページ運用は完了した」という達成感を持ってしまい、そのまま更新が止まってしまうケースが非常に多く見られます。実際に何が起きるかを整理すると、次のようになります。
1. 「今も営業しているか」という不安につながる
検索やSNS経由でホームページにたどり着いた人が、お知らせ欄を開いたときに開設報告の1本しかなければ、「本当に営業しているお店だろうか」という不安を感じることがあります。特に、実店舗を持つ業種ほど、この影響は大きくなります。
2. 新しい情報が伝わらないままになる
新メニューや季節の対応、営業時間の変更など、開設後に発生する「お客様に伝えるべき変化」が、お知らせ欄に反映されないまま埋もれてしまいます。
3. 検索エンジンや生成AI検索に「情報が古い」と判断されやすくなる
長期間更新がないと、検索エンジンや生成AI検索が情報の鮮度を判断する際に不利に働く可能性があります。開設報告だけで止まっているサイトと、月1〜2回でも更新が続いているサイトとでは、検索結果での見え方に差が出てくることがあります。
開設報告は、ホームページ運用の「終わり」ではなく「はじめの一歩」です。開設報告を書いたら、次にどんな内容を、どのくらいの頻度で書けばいいかについては、ホームページの「お知らせ」欄、何を書けばいい?で具体的な型を紹介しています。開設報告のすぐ後にこの記事を読んでおくと、次の更新で手が止まらずに済みます。
開設報告は、どこに書くのが正解?手段ごとの向き不向き
取引先・お得意様への正式な報告はメールやDM、日々のお客様への告知はホームページのお知らせ欄とSNSが向いています。手段によって、届く相手も、後から見返せるかどうかも変わります。
「開設報告はホームページに書けばいいのか、それとも別の手段を使うべきか」と迷う方も多いので、代表的な手段を比較します。
| 手段 | 届く相手 | 後から見返せるか | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| ホームページのお知らせ欄 | 検索・SNS経由で訪れた新規の見込み客 | ◯(自社サイトに残り続ける) | 誰でもアクセスできる「公式な記録」として残したいとき |
| メール・DM | 既存の取引先・登録済みのお客様 | △(受信者の受信箱に依存) | 既に関係のある相手へ、個別に丁寧に伝えたいとき |
| SNS(Instagram・LINE公式など) | フォロワー・友だち登録者 | △(投稿は流れていく) | 今すぐ多くの人の目に触れさせたいとき |
| Googleビジネスプロフィールの投稿 | 地図・検索結果を見ている近隣の人 | △(一定期間で目立たなくなる) | 地域で新しくお店を探している人に届けたいとき |
表からわかるとおり、後から見返せる「正式な記録」として残るのはホームページのお知らせ欄だけです。メールやSNSは「今、その瞬間に見てもらう」ことには向いていますが、半年後に新しく訪れた人が過去の開設報告を確認する手段にはなりません。だからこそ、まずホームページのお知らせ欄に正式な内容を投稿し、そこから内容を要約してメール・SNS・Googleビジネスプロフィールへ展開する、という順番がもっとも取りこぼしが少ない進め方です。
取引先がある業種(士業・工務店・卸売など)では、個別のメールやあいさつ状を別途用意するケースも珍しくありません。その場合も、文面のベースはホームページのお知らせ欄に書いた内容を流用すれば、一から考え直す手間を省けます。
開設のお知らせと一緒に済ませておきたい3つのこと
開設報告を投稿するタイミングは、他の告知作業もまとめて片付けられる好機でもあります。見落としやすい3つを紹介します。
1. SNS・LINEでの告知
ホームページ本体のお知らせだけでなく、InstagramやLINE公式アカウントなど、既に運用しているSNSがあれば、同じタイミングで「ホームページを公開しました」と告知しておくと、既存のフォロワーからのアクセスを取りこぼしません。SNSとホームページの役割の違いについてはSNSだけで集客は足りる?ホームページとの役割分担で詳しく解説しています。
2. Googleビジネスプロフィールへのリンク追加
Googleビジネスプロフィールを既に運用している場合は、プロフィールの「ウェブサイト」欄に、新しく公開したホームページのURLを追加しておきましょう。地図や検索結果からホームページへの導線が生まれ、開設直後のアクセスを増やす効果が見込めます。両者の役割分担についてはGoogleビジネスプロフィールとホームページ、両方必要?で解説しています。
3. 問い合わせフォームの動作確認
開設報告を見た人が、その流れで問い合わせをしてくれることは珍しくありません。開設報告を公開する前に、問い合わせフォームから実際にテスト送信し、通知メールがきちんと届くかを確認しておきましょう。自動返信メールの文面をまだ整えていない場合は、問い合わせの自動返信メール、何を書く?にそのまま使えるテンプレートがあります。
費用感:開設のお知らせを書くのに費用はかかる?
開設のお知らせ自体は、文章を書いて投稿するだけなので、追加費用はかかりません。ただし、「どこで・どう投稿するか」によって手間は変わります。
- 専門業者にホームページ制作を依頼している場合:お知らせ欄の投稿を業者に依頼すると、更新作業として1件あたり数千円〜1万円程度の追加費用がかかることがある
- 自分でCMS(更新管理システム)を操作できる場合:文章を打ち込むだけで数分で完了し、追加費用は発生しない
- ホームページ作成SaaSを使っている場合:管理画面から直接お知らせを投稿でき、追加費用なしで公開できることが一般的
おもてらいとでは、ホームページを公開した直後から、同じ管理画面でお知らせを投稿できます。専門業者に更新作業を都度依頼する必要がなく、開設報告からその後の運用まで、追加費用なしで自分のペースで続けられます。
よくある失敗と回避策
失敗例1:かしこまりすぎて、結局書けずに数日が過ぎる
「きちんとした文章を書かなければ」と身構えてしまい、公開してから何日も開設報告が投稿できないケースです。回避策は、本記事の基本テンプレートをまず貼り付けて、店舗名や連絡先だけを自社の情報に置き換えること。完璧な文章を目指すより、まず投稿することを優先しましょう。
失敗例2:サービス内容の紹介が一切なく、公開したことしか書かれていない
「ホームページを公開しました」の一文だけで終わってしまい、どんな情報が載っているサイトなのかが伝わらないケースです。訪れた人が次にどこを見ればいいかわからず、そのまま離脱してしまう原因になります。基本テンプレートの2番目「サイトの簡単な紹介」を必ず入れましょう。
失敗例3:開設報告後、次の更新までの期間が空きすぎる
開設報告を書いた後、達成感から更新が止まってしまうケースは、この記事で最も伝えたい注意点です。次に何を書けばいいか迷ったときのために、あらかじめ「次回はいつ頃、何を書くか」をメモしておくだけでも、更新の再開がスムーズになります。
失敗例4:開設報告と一緒に、サイト内の他のページへの導線を用意していない
開設報告だけを読んで満足してもらえるケースは稀です。「メニューを見てみたい」「料金を確認したい」と思った人が、次にどこを見ればいいかわからず離脱してしまうことがあります。開設報告の文中に、メニューページや料金ページへのリンクを一言添えておくだけで、次の行動につながりやすくなります。実際に、「ホームページを開設しました」という検索クエリ自体が一定数存在しており、開設報告のページがそのまま検索の入口になるケースもあります。入口になったページから、サイト内の他のページへ自然に橋渡しできるよう、リンクを忘れずに用意しておきましょう。
この記事で持ち帰れること
この記事を読んだことで、次の3つが判断できるようになったはずです。
- 開設のお知らせに何を書けばいいか、3点の基本構成で組み立てられるようになったこと
- 自社の業種で、基本形にどんな一言を追加すべきかがわかったこと
- 開設報告と同時に済ませておくべき作業(SNS告知・GBP連携・フォーム確認)を把握できたこと
まとめ:まずは基本の3行から書いてみる
開設のお知らせは、立派な挨拶状である必要はありません。「公開した事実」「サイトの簡単な紹介」「今後の方針」の3点さえ入っていれば、それだけで十分に役目を果たします。
今日できる小さな一歩として、まずは本記事の基本テンプレートをコピーし、店舗名と連絡先だけを自社の情報に置き換えて、下書きとして保存してみてください。それだけで、開設報告の8割は完成しています。あとは業種に合わせた一言を足すかどうかを、落ち着いて考えれば十分です。
開設報告を投稿したら、次はお知らせ欄をどう続けていくかを考えるタイミングです。ホームページの「お知らせ」欄、何を書けばいい?では、ネタ切れしない書き方と更新頻度の目安を紹介しています。
おもてらいとは、ホームページの公開から、開設報告・その後のお知らせ投稿まで、同じ管理画面でスマホからでも完結できるホームページ作成SaaSです。「まずは開設報告を今日中に投稿したい」という方は、無料で登録して実際の画面を試してみてください。料金プランの詳細は料金一覧からご確認いただけます。
よくある質問
Q. 開設のお知らせは、公開日と同じ日に投稿すべきですか?
同じ日が望ましいですが、数日以内であれば問題ありません。ただし、公開してから開設報告のないまま長期間が経過すると、後から投稿しづらくなってしまいます。公開したら、できるだけ早いタイミングで投稿することをおすすめします。
Q. 開設のお知らせに、キャンペーンや割引の案内を一緒に書いてもいいですか?
書いても問題ありませんが、開設報告とキャンペーン案内は分けて考えるのがおすすめです。開設報告は「サイトができたこと」を伝えるシンプルな投稿にとどめ、キャンペーンは別のお知らせとして投稿すると、それぞれの情報が読み手に伝わりやすくなります。
Q. 開設報告の文章は、後から書き直してもいいですか?
問題ありません。開設報告は一度投稿したら変更できないものではなく、誤字の修正や情報の追加など、必要に応じて編集して構いません。ただし、「公開した」という事実そのものを大きく書き換えると、後から見た人が混乱する可能性があるため、基本的な内容は保ったまま調整するのがおすすめです。
Q. 開設報告の後、次のお知らせはいつ投稿すればいいですか?
決まった正解はありませんが、目安としては1ヶ月以内に何か1つは投稿しておくと、「動いているサイト」という印象を保ちやすくなります。ネタに迷った場合は、ホームページの「お知らせ」欄、何を書けばいい?で紹介している内容の型を参考にしてみてください。
Q. SNSでの告知と、ホームページのお知らせ、どちらを先に投稿すべきですか?
順番に厳密な決まりはありませんが、ホームページのお知らせを先に投稿し、その内容を要約してSNSでも告知する、という順番がおすすめです。ホームページ側に正式な情報を残しておくことで、後から見返した人にも正確な情報が伝わります。
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